本日のベッピン

昼の学校 夜の学校 (単行本)
森山 大道 (著)

出版社/著者からの内容紹介
どうやって稼いだり、食べたりしているんですか?
若い人たちに興味はありますか?
自分に一番ほしいものは?
わけが分からなくなっているこの時代に、森山大道に何ができるでしょうか?
血液型は何型ですか?
イヤな気持ちのときにも写真は撮るんですか?
正直言って、先生の写真は分からないんです。
どん底のときの話を聞かせてほしいんですが。
生と死についてはどうですか?
もしかしたら人はお嫌いですか?
若い頃はどうでしたか?
好きな女性のタイプを教えてほしいんですけど。
すごく楽しそうにも見えるし、同時にどこか常に何かにいら立っているようにも見えるんですが。
写真は自分をさらけ出すものでしょうか?
森山さんにとって、写真とは一言で言うと何ですか?
(本書収録の質問より)
本書は、写真家森山大道と学生との一問一答による対話集=講義録です。写真集はもとより、著者はこれまでに数々のエッセイを発表してきましたが、対話というスタイルで写真について語る本は、本書が初めてです。

本の始まりとともに、若い学生たちのベーシックかつ本質を突いた質問が、四方八方から投げかけられます。そして、その一つ一つに真摯に答える著者の答えには、長い経験にもとづいた鋭さと深さ、カッコよさがあります。ページをめくるにつれ、まるで著者本人と語り合っているような臨場感を感じることでしょう。


昼の学校 夜の学校

昼の学校 夜の学校

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