本日のベッピン

日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方―上場会社・約70社の大株主・竹田和平さんの旦那的投資哲学
水沢 潤 (著)

レビュー

内容(「MARC」データベースより)
一介の貧しい菓子屋の子として生まれた竹田和平が、日本一の個人投資家の座に駆け登った秘密とは。あまりにもまっとうすぎて多くの投資家が見向きもしない方法で大旦那となった竹田の投資の神髄を探る。


出版社 自由国民社編集部
これぞ個人株式投資家必読の書
今年、日本で最大の「黄金の羽根」を拾ったのは、どうやら外国人投資家で した。数年前に「金持ち父さん」から聞いた金言も、私たち日本人には、猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏だったようです。お金に関するありがたい教訓も、結局、本代にお金が消えただけでした。

なぜ私たちは、本に書かれているように上手く行動できないのでしょうか。自分に 自信がない日本人。いつも他人と同じ行動をする日本人の民族性だけに理由を求めれば良いのでしょうか。

しかしスランプに陥っていたこの日本にも、信念を持ち、資本主義の本質を洞察 して行動した勇気の人がいました。失われた10年が終わった今、その人は日本の上場企業70社もの大株主の座に躍り出ていたのです。いまや名実ともに日本一の大投資家、竹田和平!さんです 。

竹田さんは言います。資本主義を守り市場経済を守ることは、断じて政府の仕事ではない 。私たち個人投資家の責務なのだと。株主になれるというのは幸せなこと、それは世の中の旦那になれるということだから、と。

貧乏な菓子屋の伜として生まれ、戦後約半世紀を見事な投 資で勝ち抜いた竹田さんだからこそ、その言葉には千鈞の重みがあります。投資はみんなに喜ばれなければならないという発想の投資家が、かつて存在したでしょうか。しかしおかげで、日本は恐慌に陥らずに済んだのです。そしてその見返りに、竹田さんはさらなる大金持ちになったのです。

今からでも遅くありません。まだチャンスはたくさん転がっています。転がっている チャンスが見えないのは、見る方法を知らないからに過ぎま!せん。ヒントと方法は、この本の 中に溢れんばかりに納められています。勇気を持って、チャンスを拾ってみませんか。竹田さんがいともたやすく実践して見せたように。誰でも、ほんとうは簡単にできることなのですから。